大宮別所サッカースポーツ少年団は、新しい時代の幕開け令和元年に創立42年目を迎えました。
我が団は、スポーツ少年団の理念を大切にし、地域の子供達の『健全な心身の育成』を目的に地域の方々、保護者が一体となってボランティアで育成、指導を行っております。
我が団は、決して強豪と言えるチームではありません。私が大切にしているのは「勝利が全てではない!」という事です。子供達が少年団活動を通じて、逞しさ、仲間を思いやる気持ち、目の前のことに全力を傾ける事を身に付け、成長していく。勝ち負けというのは、子供達が全力を尽くした上での結果であって、負けたから劣っているとは決して思いません。「一つの事を最後までやり切る!」それが大切なのです。
大宮別所サッカースポーツ少年団には、色々なタイプの子供たちが入団してきてくれます。集団生活が苦手、自分では何も出来ない、やんちゃで手が付けられない、運動神経が劣る…。そんな我が子を成長させたいと保護者の方が希望して入団してきてくれるケースも多いです。しかし、どんな子供達であっても、全員がそれなりになって卒団していきます。
私達指導者は、たくさんの子供達を見てきました。どんな子であっても一切、心配はしていません。何故なら、我々が情熱を持って関わってあげれば、必ず成長するという子供達をたくさん送り出しているからです。子供達には、可能性があるからです。
保護者の皆さんも少年団活動を通じて、我が子への接し方、教育の仕方を学んでいきます。我が子が一生懸命ボールを追い、疲れて帰ってくる。我が子の大好きな夕飯を用意し、汚れたユニフォームを洗濯し、「また、明日から頑張ってね」と声をかける。子供は、笑顔で応え、応援してくれる親に感謝をする。子供と一緒になって熱くなれる時間を共有出来るのは、小学生年代ではないでしょうか。
サッカーというスポーツを通じて、逞しく、優しく、人の為に汗を流せる、そんな子供達を育てていきたい。私は、そう考えております。
私の好きなイビチャ・オシムさんの『スポーツとは、何でしょう? 見て楽しむもの?やって楽しむもの? どちらも正解でしょう。しかし、完璧にエレガントな正解ではありません。 スポーツとは、育てるもの。人の心を育て、身体を育て、チームワークを育て、夢や情熱を育てるもの』その言葉を大切にし、団運営に取り組んでおります。
小学生のお子さんをお持ちの保護者の皆さん、是非、一度グラウンドへ足を運んでいただけませんか。我が団の子供達がボールを追う姿を見ていただけませんか。我が子の成長をサッカーを通じて応援して見ませんか。
大宮別所サッカースポーツ少年団は、いつでも扉を開いて、お待ちしています。
大宮別所サッカースポーツ少年団
団長 富岡 義行